私が実際に初めての一人暮らしのお部屋探しをしたときに、知らない土地で暮らすという不安がたくさんあった中、担当してくれた営業マンの方が丁寧に対応してくださり、ひとつひとつ不安を解消してくれました。
もう何年も経ちますが、今でも当時担当してくれた方を覚えています。この実体験から、私自身もいつまでも誰かの記憶に残るような仕事をしたいと思い私の経験と同じように、人のお部屋探し(新生活)という大事な節目に携わらせてもらうことで、この思いが叶えられるのではないかと期待し、不動産業界で働くことを目指しました。
現在はピタットハウス中島公園店で店長として働いています。主な業務は募集媒体へ物件を入稿し、集客を行っています。賃貸営業をしていて一番やりがいを感じる瞬間は一度担当させていただいたお客様から再度お部屋探しの依頼を受けるときや、ご家族・ご友人を紹介していただいたときです。私が不動産業界に入るきっかけとなった「誰かの記憶に残るような仕事」というのがまさに実現できた瞬間だなと感じます。また部屋を探したい!と思ったときに自分の存在を思い出してもらえることは嬉しい気持ちになりますし、自分の接客にも自信がつきます。
初めて一人暮らしをする大学生を担当させていただく機会がありました。土地勘もなく、お部屋探しもどこを重視すればよいかわからないなど不安を抱えながらお部屋を探しに来られました。女性のお客様だったので安全性を重視することを提案し、セキュリティ設備を必須項目にすること、夜間対策として周辺の街灯や車・人通りの量など確認することなどをアドバイスしました。
結果的に、ご本人様だけでなく親御様にも「女性スタッフに担当してもらえたことで女性目線のアドバイスが貰えたのでとても助かりました」と、仰っていただけました。実際にこのような声を頂いたことにより女性スタッフならではの強みを見つけられたことが嬉しく、印象に残っています。
人材育成が大きな役割だと考えていますので、営業マンとして、そしていずれは店長を担う人材として重要となる「稼げる」「気が利く」「寄り添う」人材の育成に尽力していきます。「稼げる人材の育成」のためには知識が必要です。これまでの経験から得た知識の提供や、資格取得にも積極的に取り組みます。「気が利く人材の育成」のためには普段から行動することが必要です。些細な事でも部下に任せるのではなく自らが動き見本となる行動を意識します。「寄り添う人材の育成」のためには様々な価値観が必要です。定期的なミーティングを行いスタッフ間で意見を出し合うことで自分と異なる価値観に触れてもらい共感力を高めます。
「良い接客は良い環境から」を常に意識し、当たり前のレベルを高く持つことを大切にしています。お客様に対して丁寧で親切な接客を目指すことはもちろんのこと、店舗においての衛生観念やスタッフ間の声掛けなど細かいところまで当たり前のレベルを高く保つことが働きやすい環境づくりに繋がると考えています。スタッフ間の関係が良好であれば、情報共有や改善点を話し合うなど接客の質を上げる取り組みをスムーズに行うことができますし、それがお客様の満足度に繋がる一歩になります。こういった考え方を踏まえた上で、現状に満足せずさらに高いレベルの接客を提供できることを目指しています。